[小ネタ]PowerPointのファイルに「保存できないフォント」が現れた時の対処法
はじめに
こんにちは。データアナリティクス事業本部 BIチームのkariyaです。
複数人で共有しているPowerPointの資料が保存できないことがありましたので、原因と対処方法について残しておきます。
今回起きたこと
- 複数人で共有しているPowerPointのファイルがある
- 一部の資料を自分が修正後、保存した時にエラーが発生
エラー内容
まずはエラー内容です。 Avenirというフォントが保存できないフォントのため、エラーとなりました。
フォントの保存とは
Microsoft公式サイトに、以下の説明がありました。
一部の Office アプリでは、ドキュメントにフォントを埋め込むことができます。 そうすることで、同じフォントがインストールされていない他のユーザーとドキュメントを共有しても、ドキュメントのフォント、レイアウト、スタイルは変更されません。
以下のように理解をしました。
- ファイルを開いているPCにフォントがインストールされていない場合、通常は別のフォントに置換される。ただしレイアウトが崩れる場合がある
- フォント埋め込みを行うことで、PCが変わっても同じレイアウトを保つことができる
対処方法
フォント埋め込みは保存時のオプションとして使われているため、オフにすることで回避は可能でした。
おわりに
ひとまずの対処としては、フォント埋め込みを無くすことでファイルの保存自体はできるようになりました。
一方で、フォント埋め込みの利点が無くなるためレイアウトの崩れが無いかの確認は必要となりますので、注意が必要です。
前に編集していた人が有料のフォントを使用していた場合や、Macで作成したファイルを別の人がWindowsで編集するなど異なる環境での編集があると、同様の問題は起き得ると考えられます。
最後までお読み頂きありがとうございました。この記事が少しでも参考になればうれしいです。